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Androidアプリ開発者向け「端末仕様確認ツール」がAndroid6.0 & Sha2署名に対応しました。

掲載日:2016年01月27日

Androidアプリ開発者向けの端末仕様確認ツールがAndroid 6.0に対応しました!

下記リンクURLへジャンプ、またはPlayストアで“端末仕様確認ツール”と検索頂くことで、Playストア内のダウンロードページに遷移します。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nttdocomo.android.ipspeccollector2&hl=ja

QRコード

Android6.0対応のアプリバージョンは 「91.00.00000」です。

今回は2つの開発を行いました。
①アプリのデジタル署名のアルゴリズムの変更
②Android 6.0の追加・変更APIへの対応

それぞれご紹介させて頂きます。

①アプリのデジタル署名のアルゴリズムの変更

既存アプリではアプリのデジタル署名生成時のハッシュアルゴリズムにSHA-1を用いていましたが、SHA-1の危殆化が進んでいる背景もあり、アプリのセキュリティ強化のため、署名のアルゴリズムをSHA-2に変更いたしました。

アプリのデジタル署名を変更することで、Playストアには別パッケージとして登録することになりました(パッケージ名の末尾に”2”を付けました)。またSHA-2署名を付与したアプリはAndroid OS4.2以下の端末にはインストールできないため、今後はOSで区切って以下の運用としました。既存アプリもManifest変更のため、アプリをバージョンアップしています。

  • これまで

    対象OS アプリ
    2.2~(5.0)※com.nttdocomo.android
    .ipspeccollector

    ※Manifest上の上限は無いが、収集可能なAPIレベルが5.0まで

  • これから

    対象OS アプリ 補足
    2.2~4.2com.nttdocomo.android
    .ipspeccollector
    Manifest内のmaxSDKverionを17として設定
    4.3~(6.0)com.nttdocomo.android
    .ipspeccollector2
    Manifest内のminSDKverionを18として設定

②Android 6.0の追加・変更API、Runtime Permissionへの対応

Android OS 6.0で追加されたAPI情報の収集ができるようになりました(以下の例では6.0.0上で収集)。

収集項目の主な変更点は以下になります。

(1)ディスプレイの項目にディスプレイモードが追加になります。

複数の解像度に対応した端末の場合、それぞれのディスプレイモードの解像度が表示されます。 4Kディスプレイ対応に伴い追加された項目と思われますが、試した端末では1つのモードのみ表示されました。

(2)その他の項目にて、「プロフェショナルオーディオレベル」、「生体認証機能」などの項目を追加。

(3)その他の項目の内容を見直し、他項目への移動や順序変更を行い、収集項目を見やすくしました。

(4)Android 6.0の新機能であるRuntime Permissionに対応

端末仕様確認ツールはツールの性質上、APIを多く実行するため、以下のdangerous permissionの許可が必要となります。これらの機能を用いてAPI情報を収集しますが、 実際には利用していません。
・カメラ(android.permission.CAMERA)
・電話(android.permission.READ_PHONE_STATE)
・位置情報(android.permission.ACCESS_FINE_LOCATION)
・ストレージ(android.permission.WRITE_EXTERNAL_STORAGE)

【参考】Dangerous permission : http://developer.android.com/intl/ja/guide/topics/security/permissions.html

アプリ起動後にPermission許諾ダイアログを表示しますので、収集してよい場合は「許可」を選択ください。「許可しない」とした場合、そのPermissionが必要となるAPIの取得結果は「N/A」となります。

また本ツールは許諾ダイアログを最大4回表示するため、その前に説明のためのダイアログを設置しています。

パーミッションを不許可にした場合は、あとから、端末のアプリ>設定(※端末によってメニューは異なります)よりパーミッションの変更が可能です。

設定を変更のうえ、再度アプリのメニューより「再取得」を行うことで情報が収集できます。

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